認知機能の衰え予防には「食生活の改善」!

脳内のアミロイドβタンパクの蓄積を防ぐ!

認知症の原因のひとつは、脳内のアミロイドβタンパクの蓄積とされています。それを抑制することがわかっているのはEPA・DHAといった不飽和脂肪酸、ポリフェノール、カテキンといった抗酸化作用のある物質です。

青魚の代表であるイワシ・サンマ・サバなどを積極的に摂取することは、認知機能の衰え予防に効果的といわれています。DHAやEPAと呼ばれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、悪玉コレステロールを減少させる働きに期待できます。また脳の構成成分DHAは、記憶力や判断力の向上につながり認知機能の改善に期待できることでしょう。EPAは、血管を拡張して血行を促すので生活習慣病の改善に効果的です。ビタミンは、血中コレステロールの値を低下させたり、老化を防ぐ抗酸化作用を高める働きがあるとされています。緑黄色野菜であるブロッコリー・アスパラ・にんじん・かぼちゃ・小松菜・ほうれん草は、ビタミンCやビタミンEが豊富なことから、毎日の食事に積極的に摂り入れたい栄養素です。