認知機能の衰え予防には「外出する」!
運動不足の解消や良い刺激を受けよう!
歳を重ねるにつれて、その日の体調や天候に左右されて外出が億劫になりますが、自宅にこもってしまうことはあまり健康的ではありません。運動不足になるだけでなく、生活にハリや刺激がないことから認知機能の衰えリスクが高まります。また、こもりがちな生活が続いてしまうと、筋力や食欲が低下するだけでなく認知症やうつ病などにかかりやすくなります。
外出する機会を1日1回でも増やすと、軽い運動にもなるので身体は非日常の刺激を受けることができます。非日常といっても、特別な運動をする必要はありません。近所をウォーキングしたり、景色を見ながら散歩したり、スーパーへ買い物に行くだけでもOK。掃除や洗濯などの家事や、庭の手入れ・畑などでの野菜作りなどを積極的に行い、こまめに外出しましょう。これまでに得た知識や経験などを活かして、ボランティア活動などに参加して自分の役割を持つことにより、外出の機会を増やすのも良いでしょう。近所の友人がこもっているのであれば、声をかけて一緒に外出する機会を作ってあげてはいかがでしょうか。