認知機能の衰えを防ぐにはどうしたらいい?
認知症予防は何歳から始める?
新型コロナウイルス感染拡大によって外出自粛などが求められ、これまでと違った生活スタイルや働き方、行動が求められています。このような新型コロナの影響が、認知機能の低下に影響を及ぼしているのではないかと心配している方も多いようです。さらに、50歳代以降の約6割が将来の認知症に不安を感じている一方で、認知機能の維持や予防に繋がるようなことはやっていないと答えています。将来の認知症への不安はあるが、認知機能の維持・予防のためにどうしていいいのか分からないというのが実情。では、認知機能の衰えを防ぐ方法はあるのでしょうか。
脳の老化は40代後半から徐々に始まるといわれています。実際に仕事でミスが多くなったり、もの忘れを自覚するのはこの世代の方が多いようです。認知症の発症原因となる物質は、発症するおよそ20年前から蓄積し始めるといわれます。65歳で発症した方は、45歳から原因物質が蓄積している計算になります。認知症発症リスクが高まる持病や生活習慣病に罹患する前である、40代から認知症予防を始めても決して遅いことはありません。